2010年10月16日土曜日

江戸時代 六十二間筋兜 二枚胴紺糸威し 具足 一揃え



●兜● かなり手の込んだ六十二間筋兜で、前立は木製で金仕上げです。又、兜の中の布が新しく直してあり、錣(しころ)に糸のほつれ有ります。

●面頬● 鉄地に赤漆仕上げで、ヒゲの部分等に剥げ有ります。

●袖● 板小札紺糸威しですが、漆剥げ有ります。

●胴● 二枚胴板小札紺糸威し造りです。肩の部分、首回りの布、内側の革、糸威し、等に傷みがあります。又、直してある所も有ります。

●腕● 肩より手っ甲まで鎖帷子(くさりかたびら)造りです。鎖帷子に傷みはありませんが、手っ甲に漆剥げがあります。

●草摺り●板小札紺糸威し造りです。糸威しは比較的状態はよいですが、板小札の裏側の漆剥げが見られます。

●佩楯(はいたて)● 鉄に鎖帷子(くさりかたびら)造りです。鎖帷子に特に傷みありません。

●臑当 [すねあて]●結構傷みが見られます。

●鎧櫃● 時代櫃ですが上部の鉄部欠品等傷みが有り蓋の裏側に書き込みが有ります。当鎧櫃の上に当具足が飾られていましたが、寸法が小さめですので、共櫃では無いと思われます。又、全部収納できませんでした。

●肩掛け部分の瓢箪形金具当の鉄製部分は、渡金或い塗金仕上げとなっていた様です。

●良く見ますと、古い直しから割と新しい直し、漆割れ、紐類の切れ、布類の傷み、結構あります。

お問い合わせはokidou@jcom,home,ne,jp迄、お気軽にご連絡下さい。

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